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特集

「第21回通常総代会」が開催されました!!
去る6月8日(金)、会津若松市のベルルクス(旧平安閣)に於いて「第21回生活協同組合コープあいづ通常総代会」が開催されました。
組合員の代表として選出された総代182名の出席で、2011年度の振り返りと決算報告・損失金処理案と監査報告、そして、2012年度活動・事業方針と予算、役員の選任等が審議されました。
活発な議論を経て、すべての議案が賛成多数により可決・承認され、決議文とスローガンが採択されて終了しました。
冒頭での荒井理事長の挨拶はこちらです

第21回通常総代会報告
2012年度
みんなで取り組みましょう!

【2011年度 活動報告
組合員とともに進める課題
「食の安全」「福祉」「平和」「環境」など 暮らしや地域社会に役立つ活動を強め、地域での社会的責任を果たしていきます。

I.食の安全

○「中国産ギョーザ事件」については、犯人が逮捕されて2年経ちましたが、いまだ公判が開かれておりません。この問題については引き続き日生協を通じて政府に対し真相究明を求めていきます。
○北海道東北地連主催の「食の安全・安心学習会」(9/16)がコラッセ福島で開催され、コープあいづからも15名が参加しました。ここでは、「放射線汚染と食品の安全」「震災・原発事故と今後の農業、食料問題のゆくえ」について学習しました。                              
○風評被害を起こさないためにも、出荷制限になっていない農産物・水産物・畜産物については、地元(福島産)のものを取り扱い、地域の農産・水産・畜産業者などを支え、復興へ向けての支援を福島県とともに積極的に行ってきました。
○品質管理室では、売場での商品チェック、作業室での手洗い、消毒、包丁、まな板の衛生管理指導や細菌検査などを実施し、商品の安全安心の確保に努めています。
○今年の4月にアメリカでBSEに感染した牛が確認されました。コープあいづではアメリカの検査体制の不備を指摘して、現在もアメリカ産牛肉を取り扱っていませんが、今後についても、検査体制が改善され安全管理が確認されるまでは、アメリカ産牛肉の取扱いをいたしません。
○10月、地産地消運動促進ふくしま協同組合協議会が連携して「TPP参加反対と震災・原発事故からの復旧・復興を促す県民集会」が福島市で開催され、コープあいづから7名参加しました。

II.福祉

○福祉委員会を中心に各地域
で施設慰問やふれあい食事会、ミニサロン、児童館紙芝居訪問等様々な活動が行われました。
○こ〜ぷ暮らしのたすけあいの会関連の活動では、施設見学、会員のつどい、「お茶っこ会」の開催、塩川デイサービス慰問、ふれあい弁当作りを実施しました。
・コープあいづも参加している「医療と福祉を良くする会」関連では、これまで子供の医療費無料化制度対象年齢拡大を求める運動(署名活動)を行ってきましたが、その成果として、会津若松市では昨年10月より、子ども医療費助成対象が通院は小学校3年まで、入院は中学校3年修了まで、に拡大しました。さらに今年10月からは子どもの外来(通院)医療費の助成対象が小学6年生までに拡大される予定です。
○会津医療生協とは、「医療と福祉を良くする会」や「ウォークイベント」などで協同しています。
○健康や医療に関する学習会は、認知症サポーター養成講座や健康講座などの学習会が行われました。

 III.環境

○後期高齢者医療制度については、引き続き廃止を要求していきましょう。
○環境委員会では、エコキャップの回収活動、定期的な水質検査・NO2測定、ケナフの苗植えや苗の配布、会津若松市のクリーンアップ作戦(9/16)への参加などの活動を行いました。
○7月の県内一斉水質検査に環境委員さん7名が参加し、湯川、田付川、濁川、宮川、日橋川などの水質検査を行いました。
○7月末、せせらぎウォッチングを実施しました。今年は会津美里町(本郷)での実施で多くの親子の参加者(30名参加)がありました。

IV.平和・ユニセフ

○会津若松市主催の環境フェスティバル(10/23 )に参加し、コープあいづの取り組みを紹介しました。
○今年も「1日エコライフ」の用紙を内部職員と組合員さんに配布し、家庭での節電に取り組んでもらいました。                               
○今年も県と「福島議定書」を結んで事業所での節電、節水、使用燃料の削減など CO2削減に取り組みました。今年は東日本大震災もあり、節電対策を中心に、7月〜11月の5ケ月間でCO2を昨年比で12%削減する(7〜9月は15%削減)という目標で取組み、最終的に14.8%の削減となりました。
○ISO関連(環境負荷を低減する取組み)では、節電などCO2削減につながる取り組み、事業面での経費削減につながる取り組みなどを中心に行っていて、今年は特に電気使用量の削減を中心とした節電に重点的に取り組み、経費削減に繋げました。

○世界の宝とも言える憲法「九条」を守る運動を引き続き行っていきます。
○17回目となる「平和のための戦争展」が7/7〜10に喜多方の厚生会館で開催されました。B29のプロペラ、福島市に落とされた模擬原爆の破片、青い目の人形、アウシュヴィッツ平和博物館所蔵の作品等が展示されました。特別企画として、学徒工場動員先の日東紡富久山工場で空襲にあった庄司愛子さんの体験談、アメリカのビキニ環礁水爆実験により死の灰を浴びた第五福竜丸の乗務員だった大石又七氏の講演が行われました。

V.くらし・家計

○ユニセフ平和委員会主催の「夏休み子供平和映画会」が5会場で開催され、350名の子供たちが参加しました。
○12月にはハンドインハンドがほんまち店で開催されました。
○2月にはユニセフの集いがひがし店で開催されました。今回は、中高校生の参加もあり、楽しく明るい声が会場に響き、楽しい時間を過ごしました。最後に全員でネパール風キャベツカレーを作って食べました。
○ユニセフ募金は年間で53.7 万円になりました。組合員の 皆様の温かいご支援に感謝い たします(なお、昨年3月の東日 本大震災ユニセフ募金55万円 と合わせると109万円になり ます)。
○ナガサキ平和行動に3名が参加しました。

○消費税については、野田政権下で「社会保障と税の一体化」ということで大幅な引き上げが検討されています。低所得者にとって負担が多く、消費購買力の低下が心配され、今後さらに高齢化が進めば税率はさらに高くなると予想されます。与党内からも引き上げ反対が出ている消費税の引き上げに、反対の声や行動を強めていきます。
○「こころとからだの元気なあいづっ子」の実現のため、会津若松市における食育を推進し、地域住民の健康増進と地域発展に寄与するために今年2月に「会津若松市食育ネットワーク」が設立され、コープあいづも「協力会員」として参加することになりました。今後、地域における食育の取組みについて情報収集並びに食育活動の積極的推進を図っていきます。
○福島県生協連を中心に「福島の子ども保養プロジェクト」※注を12月から開始しました。コープあいづでも、3月より募金活動や売上の一部を寄付する活動を行っています。(3月は県南生協分等も含め150万円)
※原発事故による放射能問題により、子供の健康被害の不安を抱えながら暮らす子供や家族を支援する取組みで、週末などに線量の低い地域で(山形県や会津地方)親子でのびのびと遊んだりくつろいでもらい、精神的なケアにもつなげる活動です。第1回目は12月10〜11日、南会津で開催され、福島、郡山、白河の家族16組(65名)が参加しました。
○くらし委員会では、9月に明石久美氏を講師にした「くらし見直し講演会」が開催され(70名参加)、今年は、“老いじたく”(自分や家族が困らないためにしておきたい準備) というテーマで学習しました。
○日生協で行っている家計簿提出モニターに12名が登録を行い、毎月家計簿提出を行い、1月には集計者のつどいを実施しました。

VI.協同

○震災や原発事故の影響で避難されている方々に情報交換や交流の場として活用いただける、県の「ふるさと絆情報ステーション」がCOOPベスタにいでら店内の一角に開設され、県や警察、各自治体などの情報の掲示を行っています。
○日本生協連では12月から「家庭の食事の内部被爆線量調査」を開始しました。県内の生協の組合員さんの中から協力していただいた約100の家庭 (あいづからは10家庭)の検査を行いました。2月に出された結果を受けて、NPO放射線安全フォーラム理事の多田純一郎氏を講師にした学習会が行われました。多田さんからは「農産物はセシウムをあまり吸収しておらず、生産者の出荷管理もしっかりして いる。個人の積算線量も少なく、安心できるレベルにあるので、今回の測定結果を食の安全に繋げましょう」の説明がなされました。  
○東北地区組合員活動交流会(9/1〜2)が、“みんな笑顔になれたらいいな〜今だから考えよう!未来のあり方”というテーマで盛岡市のつなぎ温泉で開催され、交流しました。
○10月には「非常勤理事学習会」が仙台で開催され、コープあいづからは8名が参加しました。前半は「生協における理事の役割・責任」と題した講演、後半は「これからの組合員理事で大切なこと」についてのグループ討論を行い、「他の生協の人と交流できて良かった」「討論で役割・ 使命が明確になった」との感想も寄せられました。
○医療生協とは「医療と福祉を良くする会」やWHOウォークイベント(10月)などで協同してきました。特に、ウォークイベントでは、今年は全体で37名が参加し、裏磐梯五色沼周辺の散策をしました。
○前進座創立80周年記念公演「水沢の一夜」歌舞伎十八番「毛抜き」が喜多方(11/22)、若松(11/23)の2会場で開催され、2会場で950名が来場し、「感動しました」「良い物を見せて頂き、ありがとうございました」などの感想も多数寄せられ、ました。
○9月に支部で全地域エリア学習会(30名参加)が開催されました。午前中は富山元理事長の講演「退任後の感想・外から見たコープあいづ」、午後はゆったり体操と地域対抗ゲームを行い盛り上がりました。
○6月に、喜多方エリア会と塩川エリア会との交流会(16名参加)を行い、さくらんぼ狩りや大江戸温泉で来年からの合併を見据えて交流を深めました。
○コープ商品についての学習交流会が若松地域と坂下地域で開催されました。若松地域こ〜ぷ委員学習交流会(6月:47名参加)「坂下地域学習交流会(10月:42名参加) 
○ふれあいコープや委員会を中心とした活動が各地域で開催されました。
・若松地域では、総代会報告とコープ商品の試食会、店舗の宣伝池上彰の学べるニュ―ス(生協の支援活動)のビデオ上映、認知症サポーター養成講座、料理教室、親子カレー教室、親子パン作り教室、スイーツデコ印
鑑ケース作り、木工クラフト、太巻き寿司教室、プリザーブドフラワー教室、麓山高原豚学習会等が行われました。
・喜多方地域では、総代会報告、 
ゆったり体操、包丁のとぎ方、コープ焼きそばの学習と試食、七夕飾り、会津中央乳業見学(4地区合同)などが行われました。
・坂下地域では総代会報告、太巻き教室、認知症サポーター養成講座、腕カバー作り、コープ商品料理教室、そば打ち教室、キムチの素作り教室、ブローチ作りなどが行われました。                 
・塩川地域では、総代会報告、焼肉のたれ作り、米粉パン作り、コロッケの揚げ比べ、エコセンター見学、車麩製造所見学、塩麹作りなどが行われました。
○コープフレンズ(旧店舗委員会)活動では、毎月1日のCOOP商品の試食宣伝活動、商品チェック活動、MDラリーなどを中心に取り組みました。
○夏まつりや盆踊りも各地で開催されました。坂下の流し踊りには生協から20名が参加しました。喜多方の庄助おどりには委員・組合員さんなど47名が参加しました。若松の飯寺地区盆踊りには、コープフレンズにエリア会も加わり模擬店も出店しました。

VII.店舗・商品

○組合員の集いは、若松地域では歴史散策(蔵の町喜多方散策10月:17名)・組合員小旅行“あしかがフラワーパークと佐野プレミアムアウトレット日帰りの旅”(10月:25名)、喜多方地域では震災復興応援ツアー(いわき・いちご狩りとららみゅうお買物日帰りの旅( 3月:39名)、坂下地域ではコープ委員学習交流会(コープ商品学習会10月:42名)、塩川地域では、そば打ち講習会(12月:12名)・軍手で干支「龍」作り(2月:23名)・震災復興応援ツァー(相馬を応援日帰りの旅3/2:30名)が行われました。
○組合員の秋まつり・感謝祭(10/16喜多方、11/12坂下、11/20塩川)が行われ、様々な企画で、多くの組合員さんで賑わいました。ほんまちミニ横丁(11/5 )、とねがわ祭り(11/27)も開催されました。

VIII.宅配(共同購入)事業

○2/20の喜多方地域「新春の集い」(119名参加)では、委員会やサークルからの活動発表や歌、踊りなどの出し物で盛大に開催されました。

組合員のくらしを守り、安全・安心・安価を実現できる事業改革をすすめ、経営の安定を図ります。
 ○元気、親切、笑顔の応対では、応対・身だしなみ点検表による自己点検、チーフ・店長による点検・指導を行ってきました。さらに新たなコンサルタントを導入し、にいでら店、ばんげ店で実践教育を行いました。
 ○コープフレンズ(旧店舗委員会)は店長が事務局となり、さまざまな活動を各店で展開しました。特に毎月1日のコープの日はフレンズ(委員)さんが中心になり、COOP商品の試食宣伝を活発に行いました。また、日常的に店舗にお寄せいただくご意見は「私のこえ」として教育室で集約し、全事業所で共有できるようになりました。
  ○取扱商品の安全・安心については、使用添加物の基準を明確にし、それにそった商品企画、レベルアップがされてきております。しかし、震災による原発事故での放射能問題があり、少しでも不安を解消できるようにするために、共同購入取扱商品の情報発信が重要と考え、配送担当者ニュース等で安全性をお知らせしてきました。
○燃料課では、震災で灯油の入荷ができない状況に陥り、組合員さんには灯油をお届けができない状況が続き、たいへんご迷惑をおかけしました。また中東情勢や投機マネーの流入などにより原油価格が高騰していますが、生協として出来る限りメーカーと交渉し、少しでも安く提供できるよう 努力してまいります。

IX.共済・旅行

生協燃料課として、灯油を通して組合員さんとの結びつきを強め、さらに組合員さんの暮らしに貢献する事業としていきます。
○“たすけあい”が7,314件、“あいぷらす”が2,203件、“終身共済”が74件、“火災共済”が746件になり、全体の保有件数が昨年比で107.6%となりました。
○この1年間に支払われた共済
金は“たすけあい”“あいぷらす”が1,750件、総額9,046万円、“火災共済”で14件(雪害)、278万円になりました。

X.コンプライアンス

○東日本大震災の異常災害見舞金のお支払いについて(2012年2月現在)加入者全体 (全国) 18億4,369万円、コープあいづでは、215万円でした。引き続き丁寧なご案内を継続して行い、確実なお支払いをすすめます。
○旅行課は、2011年は震災の影響により予約が全くなくなった時期がありました。キャンセルが続く中で、組合員さんのご協力と旅行課職員の頑張りで予算比101%の結果で決算を終える事ができました。

コンプライアンス(法令順守)等、内 部統制の遵守について
○コンプライアンスを厳守した安心な食の提供ということでは、この間「品質管理室」を中心に法令の厳守を徹底するとともに、商品の安全を確保し、食中毒を防止するために業務用手洗いの促進、包丁・まな板の衛生管理指導等を重点的に進めてきました。来年度(2012年度)は年2回の「保菌検査」と「食品衛生学習会」を実施し、二次感染での食中毒防止に努めていきます。
○提案制度では、今年度は911件の提案が出され、業務改善、施設改善につながっています。来年度からはさらに業務改善に重点をおいて取り組んでいきます。
【2012年度活動方針】 
はじめに…東日本大震災後の復旧、復興に向けてコ−プあいづの総力を上げて頑張りましょう。
組合員とともに進める課題
課題1 食の安全、安心

  • 原発事故による放射能汚染については、今後長期に渡り続くことが予想されます。原則は政府・関係機関などの基準に基づき対応します。同時に食品検査体制の充実を国に求めていきます。また風評被害を起こさないためにも出荷制限になっていない流通品については地域の農業、水産、畜産業者などを支え、復興へ向けての支援の立場から積極的に販売をしていきます。
  • 「ギョーザ」事件を契機として異臭など不審な商品があったときは直ちに食の防御という観点から供給停止、公的機関に報告、検査、商品異臭回収、組合員への周知徹底、対策本部設置というマニュアル(標準化された仕事の手順書)に則り今後も行動します。
  • 食の自給率向上の立場から、私たちは国産品を重視し、地産地消、産直をさらに進めます。
  • JAS法、食品衛生法などの遵守状況の管理面では「品質管理室」は、現場が自覚をもって継続的に取り組めるよう指導を強化します。

D 牛のBSE(牛海綿状脳症) については全頭検査まで実施している福島県産牛に対してアメリカ産牛肉についてはこれまでずさんな管理が指摘されています。アメリカ産牛は引き続き取扱いを見合わせます。
E TPP(環太平洋経済連携協定)への参加は、食だけでなく、医療や保険、その他広
  範囲に渡る国民生活の安全・安心を根底から崩壊する危険があります。この間の
   マスコミの報道では 4年間は交渉の中味が秘密とされるなどもあり、引き続き参加をやめるよう働きかけましょう。
課題2 福 祉

  • 福祉委員会、暮らしの助け合いの会を中心に、ふれあい食事会、施設訪問など、生協らしい協同の心で幅広く地域福祉の充実に取り組んでいきます。
  • 医療生協や地域の福祉協議会などとの協力関係を強めていきます。
  • 健康や医療・介護等社会保障について学習していきます。
  • 政権交代時の公約だった後期高齢者医療制度の廃止は今だに実現していません。高齢者いじめの最悪の制度の廃止を要求しましょう。

課題3 環 境

  • 「一日エコ活動」など、環境に優しい暮らしを組合員一人一人、家族みんなが心がけましょう。
  • 福島議定書は昨年は入賞はしませんでしたが、今年も組合員とともに頑張りましょう。
  • 「エコセンター」の活動では、発泡スチロールの減溶化事業をさらに進めます。また、生ごみからつくられる「エコまる」を更に広めていきます。
  • ISO14001を事業活動の中に取り込んで一体となって進めていきます。   
  • CO2削減などの名目で全国54基の原子力発電所が造られましたが、今回の深刻な事故を踏まえ原子力発電所の全廃を求めていきます。この点では福島県の再生ビジョン、日本生協連の「エネルギー政策の転換をめざして」が発表されました。今後はこの実現のために活動していきましょう。

課題4. 平
 @ 改憲に取り組む議員連盟による改憲への動きは続いています。「九条を守る」という点で協同する力をもっと大きくしましょう。
A 戦争の悲惨さを伝え、戦争を地域との関連で見る「平和のための戦争展」を成功させましょう。
B ユニセフ活動の基本知識や最新情報などのお知らせ活動をはじめ、多様なユニセフ活動をすすめていきましょう。
 C 一昨年ニューヨークで開催された「NPT再検討会議」の成功を確実に成果に結びつけるためにも、県連へいわ委員会と連携しながら、引き続き、原水爆禁止世界大会に代表を派遣し、核兵器をなくすまで、この運動に参加していきましょう。
 D 猛毒を発生するプルトニウムなどを原料とするプルサーマル計画や高速増殖炉などを廃止させ、更に原発の中止を求めていきましょう。
課題5.暮らし・家計
@ 消費税については、「社会保障と税の一体改革」の名のもとに進められていますが、年金額の削減や支給年齢の引き上げなどが検討されており社会保障の中味は改革ではなく改悪です。消費税率の引き上げに反対する運動を全国の仲間といっしょに取り組んでいきましょう。
A 「食育」については県や自治体の活動にも積極的に参加していきます。
B「子育て」支援活動は県連ふくし委員会との連携や先進生協に学びながら、「子育てひろば」を試行していきます。
C 消費者基本法にもとづく「消費者庁」が3年前に設置されました。関係自治体に消費者主権実現の仕組みづくりを求めていきましょう。
課題6.協同
 @ 防災協定、食の安全、食育、暮らし、環境、福祉などで、自治体との結びつきを強めていきます。
 A 協同組合間協同、そして福島県生協連に結集している各種生協、更に民主団体や友誼団体等との協同を強めます。「子ども保養プロジェクト」を福島県生協連や他生協と共に推進していきます。毎月11日の震災メモリアルキャンペーンなどと関連させた取り組みも行っていきます。
 B 福島県南生協の支援については、今後とも強めていきます。
 C 県内3生協(コープふくしま、県南生協、コープあいづ)との事業連携は今後も強めていきます。
 D 県内の4つの協同組合(農協、漁協、森林組合、生協)で組織されている「地産地消促進ふくしま協同組合協議会」の運動や学習会に参加し、協同組合人としての知識や実務を学んでいきます。また、今年は「国際協同組合年」でもあり、「福島大学協同組合研究所」との連携も進め次世代の人材育成を図ります。
E 協同組合(農協、漁協、森林組合、生協)の力でTPPに反対していきましょう。
F 医療生協や医療と福祉を良くする会津の会と連携し、福祉ボランティア活動、
WHOウォークイベント等、協同での企画をしていきます。
G ふれあいコープ、組合員のつどい、利用者懇談会、生協まつりなど“参加してよかった”
   といわれる取り組みにしていきましょう。
H 「家庭の食事の内部被爆線量調査」の取り組みなどから分かった情報を学習し、放射能に対するより 正確な対応に役立てます。

役職員・協同ですすめる課題 

課題7.店舗事業

組合員のくらしを守り、
安全・安心・安価を実現できる
事業改革をすすめ、
経営の安定をはかります。

  COOPベスタは当初「生活防衛型低価格店」として地域の組合員さんに大きな支持を得てきておりますが、東日本大震災以降所得の減少、消費税の増税、年金や健康保険等社会保障の将来への不安など生活防衛への要望はさらに強まっています。低価格を基本にしながら『組合員の暮らしに対する要望を最大限に具現化する店舗』を目指し、店舗事業単独での黒字を実現できるようにします。
 
@商品の企画力と仕入力を強化します。
Aベスタ業態を進化させ、低価格を基本に新たな挑戦をしていきます。
B組合員さんが気持ちよく利用し、また来ようと思う、頼りになる店舗にします。
C組合員組織との関係を強化組合員さんの暮らしの拠点・居場所となるような店舗にします。
 ・店舗での新規組合員加入の取り組みを積極的に展開し、全会津地域での加入率
    50%、5万人の組合員加入を目指します。特に会津若松地域については重点的に取り組みます。
・エリア会やコープフレンズ(旧店舗委員会)への積極的な参加、交流を図り、店舗と組合員の関係をもっと近いものにします。
D職員の学習、教育をさらに進め、組合員の暮らしに貢献できる人材を育てます。
E生協の社会的役割が実際に見える、感じることが出来る店舗にします。
 ・東日本大震災と引き続き発生した原発事故からの復興元年として、県産会津産農産物の販売支援、安心して住める福島を取り戻すための署名活動など様々な復興支援に積極的に取り組みます。 
 ・「買物難民」とか「買物弱者」といわれる組合員の暮らしや命を守るため、移動販売を既存店舗から離れた遠隔地域から開始します。
課題8.宅配事業
@東北サンネット事業の統一企画を力に、さらに利用しやすい事業にします。

  • みやぎ、ふくしまとの統一運営を力に必要な利益を確保できる事業にします。

B灯油価格は地域一番の低価格を目指し、灯油利用者の拡大を進めます。

課題9.共済事業・旅行事業
@「たすけあい」「あいぷらす」「火災共済」に新たに「終身共済」を加え4本を柱に取組みます。
A「心の通い合う旅行サービス」を理念に、組合員さんがまた利用したいと思う事業にします。

課題10.コンプライアンス(法令遵守)を重視し、生協全体の品質向上に努めます
  コンプライアンスを重視し、生き生きと働いている職員のもとで、組合員さんの求
  める価値を創造し、提供し続けることのできる組織風土と経営体質をつくります。

画像をクリックするとPDFでご覧いただけます。

2012年通常総代会で出された主な意見と答弁

出された主な意見・質問

質問意見に対する答弁

・今年度剰余金を計上できた理由は何か

・震災による特需や役職員の賃金カットなどもあったが、やはり組合員の利用結集が最大の要因だと考えています。

・共同購入の個配手数料もっと安くならないか。
パルシステムの配達料が100円なので考えたいと言われた。

  • 班員に配布される「お買物回数券」、共同購入でも使用できるようにしてほしい。

・現在、個配の配達手数料は300円です。個配は店や共同購入(班)と比較してまだ利用が少ないので、経費面で厳しい。配達料を下げるためにも、さらなる個配の拡大をお願いしたい。現在、子育て支援で6歳までの子供さんがいる方は個配手数料が150円、被災者は個配手数料が100円になっています。
・「お買い物回数券」については、店舗に来ていただきたいということでやっているのでご理解いただきたい。共同購入については利用登録すると安くなるなどの特典があります。

・個配手数料を取ることには反対です。

・現在のコ−プあいづのレベルでは個配手数料は300円掛かってしまいますので、集まって班を作っていただければ、手数料もかからず、効率もよくなります。また班還元金もあるので、班を作っていただきたいと思います。ご協力を。

・常勤役員の報酬額が5名で4200万円なっていて、平均すると一人約800万円。この厳しい世の中では高いと思う。痛みを分かち合う必要はないのか。
・全国の生協の役員報酬の基準はあるのか

・生協の役員は失業保険ももらえませんし、万が一経営が破綻して訴訟を起こされた場合、最低でも年俸の6倍まで弁償しなければならないという危険も背負っています。またこの間、役員は報酬を12%カットしています。責任の重さと報酬のバランスをご理解いただきたいと思います。
・基準は特になく、それぞれの生協で決めています。コ−プあいづは共立社と同じぐらいで、みやぎ生協よりは、はるかに低くなっています。

・消費税は逆進性の問題がある。特に低所得の高齢者にとって、消費税が10%になると生活できなくなるという声が多く出されている。組合員の暮らしを守るためにも消費税に反対していかなければならないと考えています。

 

・新聞で読んだが、アメリカでは急病で救急車を呼んでも、病人が保険に入っていない場合には病院で引き受けてくれないので、救急車は病人をそのままにして帰ってしまうとのこと。低所得者の医療を守るためにもTPPに反対していただきたい。

 

  • 役員報酬の件です。金持ちから税金を取ったらいいと

いうことならば、給料の高い人から下げればいいと思う。また、退職金の減額は考えているのか。

・コ−プあいづでは、役員報酬は役員人事委員会で全国の生協、地元の市役所の部長などの給料を参考にしながら検討して決めている。昨年の成績に対して結果が悪かったらカットするなど毎年検討している。総代会で限度額をおはかりするという事でご理解頂いております。
・退職金については規約にもとづいて支給されます。理事長は長年に渡ってカットされているので、規程どおりとしたいと思います。

・共同購入の配送担当者昭和村から帰るのが5時くらいになり、若松に着くのは遅くなるので、過労にならないか心配だ。 
・組合員数の数値で、被災者はどこに入っているのか?
・親戚が松長の仮設住宅にいる。買物はどうしているのか聞いたら、ヨークで買物していて生協には加入していない。生協から働きかけや支援をして、生協を理解してもらい、加入をお勧めしたらいいのではないか。

・職員の心配をしていただき、ありがとうございます。只見方面や猪苗代コ−スが時間がかかり、19時半ごろの帰宅となります。それを解消するために仕組みを変えました。配送担当者の出勤時間を1時間遅らせて9時半とし、その代わり7時から積込み部隊を採用し、配送担当者が長時間労働にならないよう対応しています。
・被災者が会津の市町村に住所変更をした場合、その市町村の組合員数に入ります。住所変更をしていない場合には、その他の地区にカウントされます。
・楢葉町から会津美里町に来た方々の一部ですが、生協の車を使って引越しの手伝いもしてきました。松長の場合は、仮設住宅内に地元商店の方がいて、そこで商売をしていてコミュニティ−ができているので、そこに生協が入っていっていいのだろうかということもあり、現時点では、ロ−ラ−作戦で組合員を拡大するということは考えていない。


決議文はこちら


≪2012年度新役員のご紹介≫
任期満了による役員の改選が行われ、総代会で承認され、その後開催された第1回理事会で新役員が選任されました。よろしくお願い致します。
<写真左上より>菅谷修一監事、               星 實理事
金子正子理事、大竹眞里子理事、景山和子理事、長嶺幸子理事、井上和子理事、北條栄子理事、渡部光恵理事
遠藤幹雄監事、高橋衛監事、齋藤久美理事、渡部幸子理事、相田百合子理事、渡辺洋子理事
二瓶伸弥監事、    佐藤忠彦理事、    日吉恵美子理事、    井上禮子理事、
齋藤治夫監事、    目黒哲三常務理事、   長谷川文弥常務理事
舟木やよい副理事長、荒井信夫理事長、佐藤仁副理事長、吉川毅一専務理事
(酒井クミ子理事…円内)

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お知らせ

きれいになる楽しさ実感…。CO・OP化粧品学習会!

5月29日(火)、会津若松市共同購入センターとBESTAばんげ組合員ホールを会場に約70名が参加して開催されました。クラブコスメチックス荒谷直美さんと日生協東北支所の富澤隆弘さんを講師に招いて、CO・OP化粧品が開発された背景からメイクアップの実践まで楽しく丁寧に説明していただき、「安全、高品質、低価格なので今日からぜひ使ってみたいと思います。」「組合員の意見に耳を傾けた商品ということでみんなで使って育ててゆきたいです!」との感想が寄せられました。まだ使っていない組合員さん。ぜひ、お試し下さい!

インフォメーション

平和のための戦争展 喜多方 7月5日(木)〜9日(日)
喜多方市厚生会館
7/7(土)
講演「戦時下東京の空爆体験」大原よし子氏 10時〜
講演「石川の石と原爆研究のかかわり」橋本悦雄氏14時〜
7/8(日)
講演「原爆・原発 そして日本国憲法」大和田秀文氏10時〜
講演「原子力発電と被曝」目黒 司氏14時〜

おたよりコーナー

大好きコープ商品!

 皆さんの“お気に入りコープ商品”を教えて下さい! 
 あなたのお好きなコープ商品とその商品が好きな理由やレシピ、また、変わった使い方や工夫などがありましたら、ハガキでお寄せ下さい!
生協の店舗、共同購入、広報誌についての感想などをご記入の上、下記の住所までお送り下さい。抽選の上、粗品を進呈いたします。

あて先〒966−0818
喜多方市字二丁目4669−2   生活協同組合コープあいづ広報委員会
TEL 0241−22−1041
FAX 0241−24−3504
〆切日 〜7月20日まで

コープあいづの現況

(2012年 5月20日現在)
組合員数 48,642人
(全会津世帯数比47,5%)
班  数  4,173班
班員数  11,062人
出資金額13億5,162万円
マイバスケット普及状況
25,264個(5月は81個です)
牛乳パック回収状況
1990年1月〜2012年 5月31日まで(5月は748kg)369,974kg

編集後記

今回の総代会では、2年続きで黒字を計上したことが報告され、数年来の累積損失もあと一息で解消出来るところまで来ました。これは、役職員の努力はもちろん、組合員の皆様の利用結集の力だったと思います。
質疑も活発に行われ、総代さんがコープあいづを“自分の生協”と考えていることが感じられました。
復興支援に於いても、募金活動と毎月11日の売上金の寄付や「子ども保養プロジェクト」の推進など、生協の社会貢献をあらためて感じた有意義な通常総代会だったと思います。
組合員の皆さん!“自分達の生協”をこれからも盛り立てて行きましょう!

< K,I >

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