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講演「子どもの権利と子どもの貧困」

「子どもの権利」とは、特別なものではなく大人が認められている人権とほとんど一緒であること。

ただ、「権利」を主張するというと、わがままな主張になるのではないかという考え方もあり、なかなか理解が進まない。


大谷美紀子弁護士
人権や権利は、自分を大切にするだけではなく、相手も大切にしていくことである。相手を尊重する子どもに成長し、いじめや暴力を我慢したりするのではなく、自分を大切にすることがわかっていく。

子ども期は特別な時期でもあり、成長していく時期である。しかし精神的にも身体的にも未熟なので特別な保護が必要であること。その行使については、子どもの意思を聞くこと、ただしいろいろな制約があるので大人からの助言や指導が必要なこと。能力を最大限に発揮して成長していくために、どう手を差し伸べるかを考えていかなければならない。

子どもの貧困に関しても、権利の問題として考えるとやることも広がっていく。貧困の問題が進むと、暴力のリスクも高くなるという報告もあるので、重要なことである。

子どもの権利が守られているかを見るとき、差別がないこと、女子がどうなっているのか、都会と農村との差がないか、外国人などのマイノリティがどうなっているか、貧困によって教育を受ける機会が損失していないかを見ていく必要がある。

その中で、私たち一人一人に何ができるかを考えていきたい。子どもを守り、大切にしていくことが大切であり、地域を大切にし、地域で子どもを支えていくこと、たくさんの人が子どもに関わっていくこと、親を支援していくことも大切なことであり、地域や自治体で支えていくことが必要である。

 
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