
WEB広報 2025年11月号
喜多方地域でコープフーズ工場見学を実施しました!
9月30日(火)、喜多方エリア会が10名参加で工場見学を実施しました。
福島市の“コープフーズ”は、正式名称が「みやぎ生協・コープふくしま生産部福島工場」。県内の生協、農協、加工メーカーなどが手をつないで結成された組織で、主に「福島大豆の会」や県内で生産された大豆を使用した製品作りを行っています。
工場到着後、すぐに、作業服に着替え、ローラーでほこりを取った後、2班に分かれ工場内部を見学しました。最初は納豆の製造工程を見学。茹で上げられた大豆と納豆菌を混ぜ、機械でパック詰め作業が行われていました。原料は、会津若松市の湊地区の大豆が使用されているとのこと。パック詰め終了後、発酵・低温熟成され、その後出荷されます。

次に豆腐の製造工程を見学。勤続10年以上のベテランの職員の方が、木綿豆腐を作る作業をしていました凝固用の“にがり”を豆乳に添加し凝固させて、出来上がった材料をさらに型箱に入れて滑らかに成型し、20分間圧縮して余分な水分を抜いたものを機械で切り、パック詰め。出来立ての木綿豆腐を試食させてもらいましたが、その甘さと香りは味わったことがないものでした。
その後、油揚げの作業を見学。米油で二度揚げされた油揚げの出来立てを試食して、その美味しさにビックリ。貴重な体験となりました。その後、会議室で原材料などの説明を受け、福島県産の原料を食べることで運送費などのCO2が削減でき、フードマイレージに貢献できること。そして、私たちの食卓からの小さな積み重ねが、地球を守る大きな効果になることをお話しされました。参加者からは、「試食させてもらい、美味しさに感激しました。宅配と店舗で商品を探して利用したいと思います」との感想がありました。


型に入れて均し作業中


「福島県生協大会」が開催されました!


10月15日(水)、福島市の労働金庫会館“ラコパふくしま”で『わたしの国際協同組合年~協同組合の魅力再発見!』をテーマに「福島県生協大会」が開催され、県内の生協、医療生協、JAが集合。コープあいづからは10名の組合員、役職員が参加しました。
午前の部は、日本生活協同組合連合会 組織推進本部・本部長近藤麻子さんを講師に『いまさら聞けない協同組合って?』と題した講演。イギリスのロッチデール公正開拓者組合に始まり、日本では生協運動の父・賀川豊彦から始まる生協の歴史を改めて確認し、協同組合の定義やCO・OPとは、ともに活動するという意味であること…などのお話を聞きました。
午後の部では、オンライン会議ファシリテーターの青木将幸さんによる『わたしの国際協同組合年』というテーマでスマホを使用したワークショップが行われました。“slido”というツールを使えば、簡単な操作でアンケートを行えたり物事の順位をつけたり、文字での会話も楽しめるので、うまく活用すれば活発に活動が出来ることを学びました。その後、話し合いたいことがある人が画用紙にテーマを書き、関心がある人が集まって6つのグループを作り内容を深め合いました。テーマは“食育” “平和活動の推進” “病院の存続” “ルワンダの支援” “大豆を使った料理教室” “キエーロでごみ減量”。 それぞれの活動の現状や問題点を報告し合い、活動をいかに発展させてゆくかを話し合いました。参加した方からは、「組合員活動のヒントが得られたので、今後の活動に生かしていきたい」との感想があり、今までよりさらに前向きになれたようです。
謹教こ~ぷ委員会”ごみ減量とリサイクル”学習会を開催

会津若松市出前講座のシステムを活用し、市の環境共生課から講師を招いて、9月28日(日)に厩町団地集会所を会場に14名の参加で学習会を開催しました。ごみの減量と家庭ごみの処理の資料を見ながら、分別についてわかりやすく説明があり、とても参考になりました。また、ゴミ回収有料化のお話も聞くことが出来ました。参加された方々から活発な質問があり、疑問点が解消されたとの感想がありました。

喜多方高校生徒会からユニセフに募金が贈られました!
9月26日(金)県立喜多方高校に於いて、前期生徒会長の傘木さんから福島県ユニセフ協会会津支部の渡部理事に募金が手渡されました。募金額は9万円。この募金は、8月31日に「青春謳歌」をテーマに開催された喜多方高校の文化祭「喜高祭」で、生徒会がそのポスターのデザインで製作した缶バッジ300個を販売した売上げの全額。「青春を謳歌出来ない世界中の同世代のために活用して下さい」とのこと。ユニセフ協会会津支部の渡部理事は「皆さんの温かい心に感激しました。今、世界では戦争や異常気象のために生存が脅かされている子どもたちが沢山います。皆さんから頂いた募金は福島県ユニセフ協会を通じて、危機的な状況にある子どもたちを救うために活用させていただきます。」と述べました。

ユニセフ平和委員会・学習活動「4つの慰霊碑訪問」

9月25日(木)、ユニセフ平和委員会では猪苗代町の4つの慰霊碑を訪問しました。かつて日本では、太平洋戦争中に国内の労働力の不足を補うため、朝鮮や中国の方々が強制的に日本に移住させられ、過酷な労働に従事し、多くの方々が亡くなりました。裏磐梯へと続く米沢猪苗代線沿いにある3つの慰霊碑、朝鮮人殉難者慰霊碑、中華民国殉難者慰霊碑、中国殉難烈士慰霊碑は「沼の倉発電所」の水路工事に強制労働させられ亡くなった方々の慰霊碑です。訪問した当日は、あいにくの小雨模様でしたが、草刈りがされて有志の方々により慰霊碑がきちんと維持管理されていました。参加者は慰霊碑に花を手向け、異国の地で亡くなられた犠牲者に祈りを捧げました。
その後、長谷川信慰霊碑に訪問しました。長谷川信は特攻隊で若くして戦死した会津若松出身の人です。「きけ、わだつみのこえ」に、残された遺稿が福島県からただ一人掲載されました。慰霊碑が戸ノ口地区にあります。4つの慰霊碑を訪れて、あらためて他の国と良好な関係を築くことや平和の大切さを痛感した1日となりました。
※「きけ、わだつみのこえ」は、第二次世界大戦末期に戦死した日本の学徒兵(学生兵)たちの手記や日記、手紙を集めた遺稿集。

今年の秋も『生協まつり』開催します!


青木理 講演会


『北海道物産展』

◆12月4日(木)~12月8日(月)
◆開場/10:00~17:00
※最終日は16:00まで
◆場所
イオンタウンとねがわ特設会場にて
北海道のうまいものが大集合する!この機会にぜひご来店くださいませ!!

2025ライフプラン『川柳』大募集!!
【募集期間】2025年12月20日(土)締め切り



お知らせ


リサイクルの状況
〇牛乳パック回収状況
1990年1月~2025年9月30日まで
累計 501,283kg(9月は883kg)
〇食品トレー〈25年度9月〉
発泡トレー 327kg(前年比110.8%)
透明トレー 213kg(前年比96.8%)
※店頭に設置された回収箱で集められた使用済みトレーは、トレー製造会社エフピコさんが配達帰りのトラックで引き取って、これを原料にトレーを再生します。組合員の皆様、店舗でのトレー回収にご協力ください!
コープあいづの状況(2025年9月20日現在)
●組 合 員 数………60,150人
(全会津世帯数比60.7%)
●出 資 金 額…13億3,754万円
理事会だより
第4回 定例理事会報告
常勤理事会報告・諸経過報告
①9月度の活動状況、事業概況、決算状況
②対策指定店舗取組報告
③ばんげ店リボーンプロジェクト取組み報告
④その他

何かと忙しいこの時期ですが、先日、久しぶりに背炙り山に行ってきました。遠く磐梯山と猪苗代湖を眺め、とても穏やかな時間を過ごしました。大きなおにぎりを食べながら、「ここに熊が出てきたらどうする?」。その後、栗拾いを楽しみました。しかし、ここでも「もし、熊が出てきたらどうする?」。今年は今までにない熊の目撃情報に、これからの実りの秋が気がかりです。どうか私たちの傍には出没しないことを祈るのみですね。<M.K>
発 行:生活協同組合コープあいづ
発行日:2025年11月1日
企画編集:コープあいづ広報委員会
本 部:〒966-0818 喜多方市字二丁目4669-2
TEL(0241)22-1041
FAX(0241)24-3504
●この機関誌は組合員が編集しています。