いつもコープあいづをご利用いただきまして有難うございます。
この度の「中国製餃子中毒」事件では、組合員・消費者の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。
去る2月5日、「日本生協連」から「コープあいづ」が「日本生協連」に「異臭餃子」として検査依頼していた。「COOP手作り餃子40個560g」(2007年6月3日製造)からメタミドホスと異なる有機リン系殺虫剤ジクロルボスが新たに検出されたという報告をうけました。
この商品はすでに2007年11月10日の販売を最後に、店舗から撤去していた商品で、2007年11月20日に「トルエン等の検出があったが健康被害を招くレベルではないこと、異臭付着の原因は不明」との回答を「日本生協連」から得ていたものです。
「コープあいづ」の店舗で取り扱いを中止した措置は、2月5日の薬物検出発表より約3ヶ月早く対応したものでしたが、今になって重大事件となっている現状を省みると、異臭顛末についていち早く関係機関とも連絡を取り、問題解決に尽力すべきであったと反省は残ります。
2月5日当日からは、マスコミへの対応、関係機関への報告そして何よりも組合員・消費者の皆様に健康被害が及ばぬよう店舗での回収を呼びかけを行うとともに、当「COOP手作り餃子」ご利用の組合員様に、商品回収と健康被害の有無について聞き取り調査等を、全力で行ってきました。店舗販売については問題となった6月3日製造の商品を利用された可能性が高い259名、共同購入については715名の方に連絡確認を行いました。
調査の結果については、2月12日現在までに、店舗販売で259名中255名、共同購入販売で716名中699名の方と連絡がとれ、重大な健康被害は今のところでておりません。引き続き、すべての方と連絡がとれるまで努力を致します。
調査等への組合員の皆様のご協力に、心から感謝申し上げます。
なお、別記回収対象商品がお手元にある場合には、決してお召し上がりにならず、お近くの店舗までお持ちいただくか、共同購入配達担当者へお渡し下さいますようお願い申し上げます。
・ 今回の混入事件につきましては、国際問題でもあり、その全貌解明及び対策の強化を国に求めてまいります。
・ 当該品の回収は組合員様の分はほぼ終了いたしましたが、なお回収に全力を上げていきます。
・ CO・OP商品の開発、検査体制、危機管理について、総点検、改善強化を日生協に要請していきます。
・ 産直や地産地消の取り組みを重視し、県産・国産品の取り扱いを、より一層強めていきます。
・ 中国製品はもとより、輸入商品などについては、情報の開示に一層努力します。
・ 多くの組合員・消費者の皆様が不安・不信を抱かれていることを考慮し、可能なものは国産原料に切替えるなど、
慎重な商品の取り扱いと表示や情報を強化していきます。
・ 食と農林水産業を守る運動や国に輸入商品の検疫体制を強化し、安全を求める運動に取り組んでいきます。
・ 日本の食料自給率(39%台)を上げるために何が出来るか考え、生協としての努力を続けます。
・ 生協およびCO・OP商品に対する信頼回復のために、役職一丸となって全力で取り組んでまいります。
組合員・消費者の皆様のご理解とご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
2008年2月12日
生活協同組合 コープあいづ
理事長 熊谷 純一
|