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コープあいづでは、2011年度から日本生協連と協力し、「家庭の食事からの放射性物質摂取量調査」を実施しており、2012年度の調査結果がまとまりましたのでお知らせします。
この調査は、実際の食事でどの程度の放射性物質を摂取しているのかを測定し、日々の生活に役立てていただこう、という目的で実施しています。
全国では456世帯671サンプル、内、福島県では157世帯200サンプルを実施しています。その中で18サンプル(第1回10サンプル、第2回8サンプル)をコープあいづが参加しています。
1.調査の概要
・ 実施時期:2012年5月28日〜2013年2月4日
・ 実施数 :18件
・ 市町村別実施状況
第一回 会津若松市(5)、喜多方市(2)、会津坂下町(2)、耶麻郡(1)
第二回 会津若松市(4)、喜多方市(2)、耶麻郡(1)、大沼郡(1)
*3名(会津若松市、喜多方市、耶麻郡)が継続的に参加しています。
・ 方法:各家庭の2日分の食事(6食分と間食)を1サンプルとして全て混合し測定
・ 測定器:ゲルマニウム半導体検出器
・ 検出限界:1Bq/kg
・ 測定物質:セシウム134、セシウム137、カリウム40
・ 検査機関:日本生協連検査センター
2.調査結果
・ 18サンプル全て、検出限界(1Bq/kg)以上の放射性セシウムは検出されませんで
した。(2011年度、2012年度は検出されていません。)
・ 放射性カリウムは自然界に存在する放射性物質で、カリウムが多い食材には放射
性カリウムが多く含まれています。調査の結果、食品中に含まれる放射性カリウム
(カリウム40)は全てのサンプルから検出されました。検出量は17〜45 Bq/kgで、1
年間の内部被ばく線量は0.09 mSv〜0.21mSvと昨年とほぼ同等の結果でし
た。
・ これまでに1Bq/kg以上の検出があったのは、2010年度にセシウム137が1.2Bq/kg検
出されました。しかし、セシウム137から年間に受ける線量合計は、国の基準「食
品から年間1mSv」に対して、1%程度となります。自然放射線のひとつであるカリ
ウム40と比較するとおよそ1割になります。なお、食物から摂取する、自然界の放
射性物質は年間0.4mSvと言われています。
・ セシウム134、セシウム137は、2011年度、2012年度は検出されていません。
3.今後の調査について
・ 日本生協連では、2013年度も継続していくとしており、引き続き参加していきた
いと思います。
・ 2012年度は、委員さん中心の検査から、その友人まで参加の幅を広げました。
2013年度は、店舗などで参加者を募って実施していきたいと思います。
<参考>
日本生協連の報告
家庭の食事からの放射性物質摂取量調査の結果について(2012年度)
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◇お問合わせ
コープあいづ本部 役員室 新山敦司
TEL 0241−22ー1041
mail a_niiyama@coop-aizu.jp |
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